花粉症のシーズンだが、花粉症で悩んでいる人がかなり多い。はてなブックマークを見ると、市販薬を購入している人が多いようで、「医者に行け」と勧告されている。
→ はてなブックマーク
いまだに市販薬を購入している人が多いというのにも呆れる。花粉症は、市販薬は効かないことが多い。かえって症状を悪化させることすらある。
そこで、常識を示しておこう。
「花粉症では、市販薬は駄目で、医者に処方してもらった薬(処方薬)を使うべきだ」と。
これが原則だ。
普通は、点鼻薬のインタール(抗アレルギー剤)が使われる。
ただし、鼻炎でなくて目にも症状が現れるときには、点眼薬や内服薬も使われる。次のページを参照。
→ 各種の薬剤
薬の種類ごとの解説は、こちらにもある。(眼科のサイトだが。)
→ 種類ごとの解説
以上のようなものがあると知った上で、あとは病院で適切なものを処方してもらえばいい。
ただ、抗アレルギー剤は、効果が出るまで2週間ぐらいかかることが多い。花粉症のシーズンの少し前から使い始める必要がある。今からでは、遅いかも。その場合には、当初はステロイド剤のフルナーゼを使うことになるかもしれない。(症状がひどければ。)
→ フルナーゼ と インタール
ま、このあとは、お医者さんに従ってください。
──
以上は、常識だ。それとは別に、私としては、次のことをお勧めしたい。
「甜茶を飲む」
甜茶には効果があるか? これには、諸説がある。
Wikipedia を読むと、否定的な言葉が書いてある。
一方、肯定的な評価もある。
→ 日本アレルギー学会(1994年)の報告
これによれば、半数以上において、効果が見られたことになる。
私としては、次のように結論したい。
「甜茶は、半数以上の人で、花粉症の改善効果が見られる。つまり、人によって差があるが、効果があることが多い。そこで、とりあえずは試してみて、効果があれば続ければ良く、効果がなければやめればいい」
なお、効果があるかないかわからないような中間的な状態であれば、とりあえず続けた方がいいだろう。理由は次のことだ。
・ 副作用は皆無
・ 値段はすごく安い
つまり、デメリットがない。ならば、続けたとしても、ちっとも悪くはない。
身近な体験を聞いてみたところでは、甜茶を使うと、花粉症の症状が半減ないし皆無となる。そのおかげで、点鼻薬の使用量が激減する。かくて、甜茶の費用を払っても、トータルではコストは安くなるようだ。
というわけで、甜茶をお勧めします。
( ※ ただし、人によって、効果に差があります。その点には留意のこと。)
──
入手は、Amazon で買うのが、最も安いようだ。
山本漢方の100%甜茶
そこらのドラッグストアよりも、大幅に安い。これがお勧めだ。
たったの 400円程度。これを試してみるといいだろう。それで効果があれば、さらにもう1箱買う。(計 40日分。)それでも値段は合計して 800円程度だ。安いですね。これで1シーズンを乗り切れる。
( ※ Amazon定期おトク便を使うと 10%割引で、さらにお得。)
[ 付記 ]
厚労省のページには、「あまり効果なし」という報告がある。
→ 花粉症の民間医療について
しかしこれをよく読むと、「ただのアンケートだ」とわかる。しかし、アンケートなんてものは、当てにならない。
なぜかというと、甜茶にも、いろいろとあるからだ。ドラッグストアにはさまざまな甜茶が並んでいる。それらが一様に効果があるわけではない。きちんと評判のいいものを選ぶ必要がある。
上記の Amazon の商品は、「そこそこ効果がある」というふうに、評価が良いので、お勧めだ。一方、ほとんど効き目のない安物もある。そういうのは、お勧めしない。
厚労省のページでは、安物を混ぜて使ったので、効果が見られなかったのだろう。
日本アレルギー学会の方は、ちゃんとした商品を選んだので、効果があったのだろう。ちょっと調べたところ、こういう商品らしい。
→ 甜茶エキス+しその実エキス 120粒
ずいぶん値段が高いですね。高すぎ。お勧めはしません。でも、お金があれば、ご自由にどうぞ。
※ 粒状です。いちいちお湯を沸かす手間がないので、
「金はあるが時間がない」という人向け。
同じようでも、次のお買い得商品がある。
→ お徳用 甜茶 粒 (約3ヶ月分)
※ Amazon のユーザー評では、かなり好評だ。値段も高くない。
お湯を沸かす手間も考えると、かえってお得かもね。