2011年04月06日

◆ 金融破綻で儲けた男

 金融破綻を予想して、逆張りして(空売りして)、巨額の金を儲けた男の話。
 小説みたいだが、実話。ノンフィクション。 ──

 この本は、これ。

 → 世紀の空売り ( Amazon )

 内容案内:
 世界中が、好況に酔っていた 2000年代半ば、そのまやかしを見抜き、世界経済のシステム自体が破綻する方に賭けた男たちがいた。
 世界中が、アメリカ発の住宅好況に酔っていた 2000年代半ばそのまやかしを見抜き、世界経済のシステム自体が破綻するほうに賭けた一握りのアウトサイダーたちがいた。
 難攻不落の鉄壁のまやかしを演出するのは、ゴールドマン・サックスやリーマン・ブラザーズなどの投資銀行ムーディーズなどの格付け機関に、米国政府。
 彼らに挑んだその大相場を人は、「世紀の空売り」と呼んだ。

 Amazonの読者批評を引用しよう。
 ここ数年の世界的不況。その引き金を引いたサブプライムローンの崩壊を描いた本。
 そこには生々しい人間ドラマがあって、数名の風変わりなアウトサイダーが大手金融機関の欺瞞を見抜き「世紀の空売り」を仕掛ける。善良で素直な市民を食い物にした一部のエリートの鼻を明かす痛快なドラマだ。
 ──
 『KY』 空気を読めない、読まない、読む気もない。読めても「コイツラ全員間違えてる」と自分を信じる。そんなアウトサイダー達が本書の主人公だ。
 彼らのカモは投資銀行や保険会社などだ。過去の延長でしか将来を予測出来ないエリート集団が、強欲さゆえに崩壊していくさまは痛快である。
 ──
 一読して唖然。本当に小説より奇なりで、もし小説家が、投資銀行も格付け機関も保険会社も銀行も、自分の扱っている商品について何一つ知らないでそのまま世界経済が崩壊する、なんて小説を書いたら、そんなバカな設定があるか、とせせら笑われたはず。それが実際に起きてしまったという驚愕の事態を実にうまく書き上げている。
 ──

 米国の金融バブルは崩壊するだろう、という予測なら、クルーグマンも私も予測していた。
 ただし、クルーグマンも私も、投資する金がなかった。  (^^);

 知恵と金を持つ者は、いっそう豊かになる、という話。
 知恵がなく金を持つ者は、……
 知恵があり金がない者は、……
 知恵もなく金もない者は、……  

   (^^);


posted by 管理人 at 18:53| 書評 | 更新情報をチェックする
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