2010年04月01日

◇ 液晶モニタでテレビを見る

 ワイド液晶モニタで、テレビを見ることができる。そのための方法を示す。 ──
 
 ワイド液晶モニタは、フルハイビジョン規格( 1920×1080 )が普通だ。
   → ワイド液晶モニタ

 当然、これを使って、地デジなどのテレビ放送を見ることができるはずだ。では、どうやって?

 ──

 すぐに思いつくのは、「地デジ対応チューナ」というのを使う方法だ。値段も 5000円程度で、格安だ。しかし、これは、アナログテレビに接続するためにある。 端子も、アナログテレビに接続するための 端子しかない。解像度も、アナログテレビの解像度だ。画質も、アナログテレビの画質だ。あくまで安物であるし、液晶モニタには接続できない。

 また、「ワンセグ対応チューナーを使う」という方法も紹介されているが、これだと、安くて済むが、とても小さな画面しか表示されない。オモチャみたいなもの。全然ダメだ。安かろう悪かろう、の典型だ。

 ──

 ネットを調べると、「パソコンと液晶モニタのセットを買えばいい。それなら安心」という説明がある。なるほど、それなら安心だが、大手メーカー製のそういう製品は、とても高額だ。10万円以下では無理。

 そこで、BTO パソコンで買おうとすると、なかなか見つからない。あちこち調べると、Vspec という会社で売っているとわかるが、これも大手メーカー製の商品と同じぐらい高額だ。

 では、どうして、こんなに高額なのか? 
 それは、デジタル放送のフルスペックを使おうとすると、データ放送にまで対応する必要があるが、それに対応するようなハイスペックにすると、やたらと高額になるからだ。
 しかし、そのせいでやたらと高額になるのであれば、最初からデータ放送の機能の付いた液晶テレビを単体で買った方が安くなる。

 というわけで、高機能を望むのであれば、
 「液晶モニタを使わず、単体で液晶テレビを買えばいい」
 という結論になる。液晶テレビは 22 インチで3万円ぐらいから買えるから、あれこれ悩むより、さっさと液晶テレビを買った方が楽だ。
 ( ※ しかし、これでは、話は詰まらないな。  (^^); )

 ──

 さて、いよいよ肝心の話だ。
 液晶モニタでテレビを見る方法はある。しかも、安価に。
 そのためには? 上の話を見ればわかるが、データ放送にまで対応することを求めなければいい。単にテレビ機能だけを求めればいい。
 そういう条件でなら、次の方法で、安価に実現できる。

  ・ HDMI 端子のあるチューナーを買う。
  ・ DVI-D (HDCP対応) 端子のある液晶モニタを買う。
  ・ HDMI 端子 と DVI-D 端子の変換ケーブルを買う。

  
 図示すると、下記。
 
  [ チューナー ]− [ 変換ケーブル ]− [ 液晶モニタ ]

         HDMI 端子      DVI-D 端子

 
 これでOKだ。
 ( ※ 出典は → はてな質問詳細説明

 ただし、注意。前述の条件を満たしていないと、うまく行かない。たとえば、次の場合。
  ・ チューナーに HDMI 端子がない。
  ・ 変換ケーブルが後述の会社以外の場合。
  ・ 液晶モニタが ハイビジョン規格でない。
  ・ 液晶モニタに DVI-D (HDCP対応) 端子がない。
   ( ※ 特に、HDCP対応でないと、問題だ。)

 
 ──

 具体的に、大丈夫である機種を示そう。(あちこち調べて、現時点のベストを示す。)
  ・ チューナー(HDMI 端子つき) …… Uniden DTH110
  ・ 変換ケーブル …… ELECOM CAC-HTD15
  ・ 液晶モニタ …… ACER G235Hbmd


 価格は、送料まで考えると、Amazon が一番安いようだ。

    

 ※ 液晶モニタ( ACER )は、前項 で紹介したものと同じ。
   これは Amazon の右方の欄で、安価に買える。(納期は遅い。)

 ※ チューナーは ソニーの DST-HD1 という商品がよく売れているが、
   ユーザーの評判はあまり高くない。Uniden の方がいいだろう。
 
 ※ 実はこの方法には、難点がある。DVI-D 端子をチューナーに奪われると、
   DVI-D 端子をパソコンに接続できなくなる。この件は 次の【 追記 】で。
 
 ──

 【 追記 】
 あとでよく考えたところ、もっといい方法が見つかった。
 変換ケーブルを使わず、直接、HDMI 同士を結びつければいいのだ。( DVI-D は使わない。)
 この場合、効率もいいし、ケーブル代も安く済む。ケーブルは HDMI ケーブルを使えばいい。
 図示すると、下記。
 
  [ チューナー ]− [ HDMI ケーブル ]− [ 液晶モニタ ]

          HDMI 端子      HDMI 端子



 ただし、注意。これが可能であるためには、液晶モニタに HDMI 端子が備わっていることが必要だ。その条件を満たすには、最新の液晶モニタであることが必要となる。
 上記の Acer 製品はどうか? この点は駄目だ。しかし、少しだけ型番の違う製品には、HDMI 端子が備わっている。下の左側の商品だ。(中央と右側は HDMI ケーブル。)

    

 この液晶モニタの番号は、G235HBMID であり、最後が HBMID になっている。一方、先に挙げた液晶モニタは、G235HBMD であり、最後が HBMD になっている。( I が抜けている。) I の付いた型番は、HDMI 端子があり、価格が 200円ぐらい高くなっている。
 価格差からして、こちらの液晶モニタ( HDMI 端子つき)の方が、お勧めである。( HDMI ケーブルを使えれば、それだけでケーブル代が大幅に安く済む。)

 ※ 型番の違いによる端子の差は、メーカーサイトから。
    → Acer のサイト 
 
 《 注記 》

 前述の変換ケーブル( HDMI ←→ DVI-D )を使う方法には、難点がある。1個しかない DVI-D 端子をチューナーに奪われると、DVI-D 端子をパソコンに接続できなくなる。
 この問題は、HDMI 端子のあるモニタを使うことで、解決する。モニタの HDMI 端子にチューナーを接続し、モニタの DVI-D 端子にパソコンを接続すればいい。(入力端子の数が多い。)
 ただし、すでに HDMI 端子のないモニタを買ってしまったら、D-sub15端子にパソコンを接続すればいい。この場合、理論上では解像度が下がるはずだが、実用レベルでは我慢できるだろう。(あまり差はない、という説もある。)

 ──

 なお、上記の方法(2通りある)を取った場合、いずれにせよ、パソコンは必要ない。チューナーと液晶モニタがあれば、それだけでテレビを見ることができる。(いちいちパソコンを起動する必要もない。)
 選局は、チューナーに付属のリモコンを使う。



 [ 注記 ]
 チューナーだけでは駄目だ。アンテナと配線でつなぐ必要もある。
 室内に配線がしてなければ、配線がかなり面倒になる。テレビならば、すでに配線があるだろうが、パソコンには、アンテナとの配線はないのが普通だ。配線のことまで考えておくことが必要。
 なお、(アンテナと配線で結ぶかわりに)室内アンテナを使うという手もあるが、電波状況が悪いと、室内アンテナでは映りが悪くなる。注意。



 ※ 以下は読まなくてもよい。
[ 余談 ]
 上記の方法では、コストが2万円弱。
 ただし、コストを半分で済ませる方法もある。
   → HVT-T100
 
 どうしてコストが半分か? 画質がデジタルハイビジョンでなく、アナログ画質だ。D 端子は使えるが、デジタルの DVI や HDMI には対応していない。せっかく立派なモニターがあっても、ぼやけた画像にしかならない。
 安いからといって、引っかからないように注意。モニターが大画面なら、買わない方がいいですね。
( ※ アナログ画質で見る場合には、D 端子と D-sub15 の変換ケーブルを必要とする。上記ページではセット販売されている。)




 【 追記 】
 次の方法もある。
 「ビデオキャプチャーという内蔵ボードを、パソコンの PCI スロットに装着する」
 これは、省スペースパソコンには無理だが、ミニタワーなどのモデルでは可能だ。取り付ける手間がちょっと面倒だが、価格は安く済む。(価格コムで調べると、一番安い商品は下記で、店は Amazon が最安。)

   

 しかし、ユーザー評を見ると、いろいろと難点がある。
  ・ リモコンは、上記のように、別売りである。
  ・ もともと性能が貧弱なので、ブースターを買う必要があるらしい。
  ・ パソコンがハイスペックである必要がある。高度な CPU が必要。
  (だからテレビつきのパソコンはたいてい高額だ。)

 リモコン  …… 2500円
 ブースター …… 3000円
 高級 CPU  …… ? 万円

 これらを合わせると、とんでもない価格になる。内蔵させるためにかかる手間賃も考えると、とうていお勧めできない。

( ※ アナログ放送の場合には、ビデオキャプチャーを付けるだけでも済んだので、アナログ放送の時代には、この方法も考えられた。しかし地デジの時代には、内蔵ボードという方法は、適していないようだ。)
  
 さらに、もう一つ。この方法だと、必ずパソコンを起動する必要がある。単にテレビを見るだけでも、いちいちパソコンを起動する必要があるのだ。
 また、テレビを見ているあいだは、パソコンの CPU を食われるので、同時に何らかの作業をしようとすると、そちらに支障が生じる。
 つまり、モニタを共用するだけでなく、パソコンまで共用されてしまう。相当、不便になるだろう。その不便さを考えると、この方法は最初から不便である。たとえ金額が安くなるとしても、お勧めできない。

( ※ ただし、パソコンで録画することが可能なので、いちいち HDD レコーダーを買わないで済む、という利点はある。とはいえ、録画のことまで考えるなら、最初からハイスペックな高額パソコンを買う方が早い。何もかもパソコンでやりたいのなら、何もかもパソコンでやれるように、パソコンそのものを新調するべきだ。……それなりに価格も上がるが。)
( ※ なお、この方法は、やはりお勧めできない。家族の誰かがテレビを見ていると、パソコンを使うことができなくなるからだ。独身ならともかく、家族持ちならば、テレビとパソコンは分離するべきだ。当然、テレビで録画するので、パソコンで録画する必要などはない。)


posted by 管理人 at 19:50| 道具 | 更新情報をチェックする
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