2010年02月21日

◆ 読書と時期

 若いとき(というか子供のころ)の読書の大切さについて、次のページの話を読むといい。読んで感動するはずだ。 ──

  → 皇后陛下の講演
 
 この講演は、1998年に公開されて話題になったもの。当時のことを覚えている人もいるだろう。

 ──

 それとは別に、青春期の読書についても述べておこう。
 青春期に読書することはとても大切だが、そのことはあちこちでさんざん言われているから、ここでは特に言及しない。
 ただ、次のことは言っておきたい。
 「読みたいものがあれば、読みたいときに読め」

 このことは二つの意味で成立する。

 (1) 自分の感受性

 人には感受性の時期というものがある。ある作品に感動することがあるとしても、何年かたつと感動しなくなるというふうになったりする。20歳のときに読むとすごく感動した作品が、25歳になるとちっとも感動しないということがある。
 とすれば、「どうしても読みたい」と感じた本は、そのときに読むべきなのだ。「あとになるまで我慢しよう」と思うべきではない。
 特に、青春物はそうだ。若いときに読んでおいた方がいい。年を食ってから青春物を読んでも、かつて感じた感激が消えて、「けっ、くだらない」と思うようになることもある。青臭い本は、自分が青臭いうちに読むのが一番だ。そうすれば、いろいろと楽しめる。
 一般に、25歳以下では、感受性がどんどん変化していく。25歳を超えると、その変化はなだらかになる。だから、25歳以下では、読みたいな、と思ったときに読むのが一番。時機を逸すると、価値を減じる。

( ※ 特に恋愛ものはそうだ。独身のうちは、みずみずしい恋愛ものを楽しめるが、結婚してからだと、「不倫もの」の方が面白くなったりする。  (^^); )


 (2) 購入の時期

 読みたいときに買っておかないと、あとで入手難になる、ということが、しばしば起こる。特に、新刊でも発行部数の少ない本は、そうだ。もともと1万部ぐらいしか発行されない本は、あとになってから入手しようとしても、困難だ。古本屋をめぐっても、なかなか入手できないことがある。
 
 たとえば、世界最高の詩の一つとして有名なものに、シェークスピアのソネット集がある。これの日本語訳でまともなのは、西脇順三郎・訳のものだが、その入手は容易ではない。
 下記には、それらしい本があるが、ここにその詩があるかは私は確認していない。
  → 世界古典文学全集 45 シェイクスピア 5

  ( ※ 私が持っているのは、「シェークスピア全集」のうちの一冊。
      これはネットを探しても、まったく見つけられなかった。)

 とにかく、他にもいろいろとあるが、絶版になった本は多い。「これは欲しいな」と思ったら、多少 値が張っても、買っておいた方がいい。特に、外食1回分ぐらいの値段で済むのであれば、財布が特にいたむわけでもあるまい。

 [ 付記 ]
 先の「海外ミステリ」の項目では、紹介した作品の多くが絶版になっている。
 このあともまた何度か、絶版になった本を紹介する予定。
 ( 「何で絶版になった本を紹介するんだ!」と思うかもしれないが、それは、私がアフィリエイトで金儲けをするのが第一目的にはなっていないからだ。別に、本を買ってもらうために、本を紹介するわけじゃない。  (^^); )
 ( 「じゃ、何のために紹介するんだ」 → 読者に買えない本を示して、いやみったらしく見せびらかすため。  (^^);  )

 
    ※ ジョークを 真面目に信じちゃ駄目ですよ。


posted by 管理人 at 19:53| 書評 | 更新情報をチェックする
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